今こそ前を向いて
カープが疲弊しきっていた時に起きた惨事。
次の日は完封という屈辱を味わう。
天国から地獄のような大型連休
※うちは休みじゃなかったけれど!(・Д・)
阪神が全く広島と同じ戦い方をしてきた事に慄然とした。もともと、金本監督が広島出身。コーチ陣も極力カープ出身の人間で固めている。それでもここまで同じ戦い方でやり返されるとは思わなかった。
阪神は今季おそらく優勝するだろう。そういう思いが頭を離れない。それぐらい、カープと同じ戦い方だった。
カープファンだから言うのではなく、本当に暴力的な負け方だった。
中国新聞の記者と同じく、思わず選手名鑑をめくり、中田廉や薮田を助けてくれる中継ぎ候補はいないか、先発候補はいないか探す。
そんな奴がいたらとっくに1軍に上がっている。
今1軍にいる戦力で戦うしかない。(;ω;)
WBCの影響でタイトな日程、かつその後遺症に悩む選手たち。こんな無様な負け惜しみは言いたくないがWBCの後遺症的な影響がほぼない阪神に負けたことが悔しい。
菊池が不調なのはファンなら気がついていた。
ベンチでずっと思いつめた顔でバットを握って離さない菊池を切ないと感じていた。
このまま終わるわけにはいかない。
勝ってほしい、でも負けることを恐れてはいけない。柔道の朝比奈さんが敗因を問われ「前回は勝ちたいと思ったから勝てた。今回は負けたくないと思ってしまった。それが要因」とコメントしていたのを思い出す。勝負は前を向いたものにしか掴むことはできない。
今回、安部が「菊池が自分を殺してチーム打撃に徹しているかわかった」とコメントしていた。それこそが一番の収穫。
相手が自分たちと同じ戦い方を仕掛けてくるのなら上をいく戦い方をしなければならない。今、機動力野球の真髄を求められていると思う。
過去に9点差を逆転されたチームが優勝した例はない、と記事にはあるが未来は過去を変えられる力がある事を私は知っているし、信じている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170507-01819369-nksports-base
未来は常に過去を
もともと、平野啓一郎さんは好きな作家。
新刊の「マチネの終わりに」はいつか読もうと思っていた。
しかーし!図書館で予約するもなかなか来ない人気ぶり!
気長に待っていたのですが、YahooニュースにてWBCの2次ラウンドのキューバ戦小林から代打内川の件でこの作品の一部分が引用されており、今すぐ読みたい衝動に駆られ久々にハードカバーを購入しました。
未来は常に過去を変えている…WBCで闘う内川聖一 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
男女が出会い、いろいろなすれ違いと事情で離れてしまった二人が再び会うまでの大人の恋愛小説です。
出会いの初めに、男女はこのような会話をします。
「人は、変えられるのは未来だけだと思いこんでいる。だけど実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える...」
「今のこの瞬間も例外じゃないのね...」
このやり取りがラストへ向けて非常に意味を持ったものになっていきます。
さてさて。
前大会にてダブルスチールに失敗し、人目を憚らず悔し涙を流した内川。
私はその時はWBCどころか野球に興味がなかったので覚えていないのですが当時のWBCを記憶している人達からすると感慨深いものがあったのでしょう。
今期のWBCで、君はぐれメタルでも倒してきた?くらいの成長ぶりの小林からの代打内川。犠牲フライで勝ち越し点を取った時に、当時の人達の過去も変わった。
胸を打つのはひたむきさであり、未来への願い。
過去は変えられると確信したその瞬間。
今回も準決勝でアメリカに敗退したものの、すでに各々の過去は変わっている。
誰もがこんなに面白いWBCになると思わなかった。
夢果たせず、涙をこらえる内川にこちらも泣きそうになった。
過去はやっぱり変えられなかったか。いや、そんなことはない。
横で、内川に教えを乞うた22歳の鈴木誠也が悔しそうな顔をしていた。
内川の悔しさは鈴木誠也が受け継ぐと信じている。
守備の名手、菊池も自分のエラーを悔い「またWBCに出たい」とコメントした。
今まで数々のピンチを救ってきたファインプレーもこの瞬間に苦い過去に変わった。
でも悲観することはない、未来はいくらでも過去を変えていく。
過去が変わる瞬間を夢見て明日を生きていく楽しみが増えた。
- 作者: 平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: 単行本
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侍諸君!
終わりましたね、WBC。
まさかの菊池のエラー。
そして6回裏の起死回生の菊池のHR。
その後、松田のファンブルもあり、追加点を取られてしまい追い上げられず終了...。
菊池に至っては取り返すことができたからいいじゃないかという声もネット上にありましたが、2-1での負けですから、本人にしたらあのエラーがなければ...という思いがなおの事強いでしょう。
松田に至っては最終打席に立ったもののが外ぎりぎりの打ちにくいコースを攻められ一矢報いることができず。さぞかし、無念だったと思います。
違う、私は負けた理由を言いたいんじゃない。
この二人が準決勝に来るまでチームにどれだけ貢献してきたのか侍ジャパンを応援してきたものなら知っている。
私みたいなど素人が言うのもおこがましいけれど、日本一のセカンドとサードじゃないか?
どうか、必要以上に己を責めないでほしい。
今はただ、お疲れさまとありがとうを伝えたい。
楽しかった。純粋な気持ちで応援した今期のWBC。
内川が涙をこらえている、その隣で鈴木誠也が悔しさをにじませていた。
誠也、いつかその悔しさを師匠の分まで取り返しに行ってほしい。
小久保監督、お疲れさまでした。
重圧たるや相当なものであったと思います。できれば、また采配をふるってほしいです。
野球って本当に奥が深い。
侍諸君、君たちは素晴らしいよ。
いつかまた、海を渡って日本の野球のすばらしさを伝えてくれることを信じている。
「えーっ!」
世間はWBC!!ハイレベルな試合展開にみんなの関心も侍ジャパンだと思います。
もちろん、私もカープファンとして主に菊池の守備にくぎ付けです☆
しかしハイレベルな闘いで侍たちが輝くのを見るたびに少し切なくもなるのです。
侍に招集されなかった選手たち!
俺らもすごいんだぞって言う気概をみせてほしいのです。
ついこの前までオープン戦最下位だったんで情緒不安定な私です。
そんな中、ひとり気を吐く活躍をしている丸選手。
丸とポニョは私の心のよりどころ...。
そんなときに、「丸の4番、あるある」っていう緒方監督の発言。
不動の4番と思っていたからファンも当の本人もびっくりです。
エルドレッドが絶不調、松山も波がある、鈴木誠也もなんか侍で湿っている、でも新助っ人外国人のポニョは元気!というチーム事情があるとはいえこれは...博打的な要素がありあり。とはいえ、ワクワクした自分もいたのも事実!繋ぐ4番。機動力野球にとって見ごたえある采配じゃない?
吉と出るか凶と出るか。何はともあれ、緒方監督の采配に良くも悪くも目が離せません♡
YUKIちゃん
『まばたき』YUKI
ネットでダウンロードするこの時代にアルバムを買ってみた!
とは言え、ほとんど「さよならバイスタンダー」ばっかり聴いている。
バイスタンダー=傍観者 私はいつまでも当事者でありたい。
自らを奮い立たせ、そして戦う同志への労りとエールを!
昨年の夏から秋まで「ポストに声を投げ入れて」を繰り返し繰り返し聴いていた私ですから、このアルバムは歌詞カード含めて(写真かわいい♡)買ってよかったと思いますわ。